2009年10月21日

レーシックに横行する 「違法ビジネス」

<元勤務医が内部告発>

週刊文春(2009年10月1日号)より 「手術機器の違法使用」「医療法違反クリニック」華やかな業績の裏でまかりとおる違法行為の可能性。今回新たに見えてきた国内最大手のレーシック業者の実態とは・・・。 品クリ大阪院で手術を受けた北村啓子さん(仮名・三十代)はこう振り返る。

「今は本も読めませんし、爪も見えません。携帯電話は老人用の文字の大きいもの。老眼鏡やサングラスが常に必要な生活です。もう一年半経ちますが、身体的、生活の障害が一向に改善しない。 医院に相談しても 『様子を見ましょう』 『他(の病院)に行ってくれ』 と言われるだけでした」

品クリでは手術を行う医者と、外来・術後診察に対応する医者は基本的には別々だ。分業により大量の患者を捌くことができる一方で、不具合を訴える患者は異口同音に「アフターケアが不十分だ」と口にする。

また医療機器にも重大な疑惑がある。 品クリで使用している 「AMO社製イントラレースFS60」 や 「ウェーブライト社製アレグレットウェーブキューブキューブライン」、そして 「Zレーシック」 や 「アマリス」 といった機器は、いずれも国内未承認の医療機器。 健康被害が頻発しているレーシックで、日本では未承認の機器が使われていたということは大きな問題です。

国内でも承認されている機械があるにもかかわらず、海外の未承認機器を輸入する必然性はあるのか」しかも「個人輸入した機器のほとんどは綿引氏名義だったはず」(前出・元職員)という。 薬事法では綿引氏名義の機械は、他の医師は使用できないとされている。 だが本来、美容整形医である綿引氏は、眼科を専門にはしていない。