2009年10月21日

有名眼科「二重価格表示」の恐れ

レーザーで角膜を矯正するレーシックと呼ばれる視力回復手術で誤解を招く料金表示をしたのは景品表示法第4条第1項第2号(有利誤認)の規定に違反するおそれがあるものとして, 公正取引委員会は2009年8月6日、業界大手の品川近視クリニック東京院(東京)と、神奈川クリニック眼科」を運営する「博美会」に警告した。

品川クリニックは3月ごろまでHP上で「3月末までに手術すればさらに1万円引き」「曜日割」などと記載。神奈川クリニックもほぼ同様の表示をしていた。しかし実態は、割引期間を何回も延長するなどし表示した対象者に限って適用するものではなかった。

 公取委は「表示は実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示である疑いがあるものであった」と、クリニックが有利だとして違反被疑行為としました。品川近視クリニック東京院に対しては、手術件数の多い医師が執刀するかのような表示もあったとして注意しています。両業者は合わせて症例数約80万件以上で、ともに大手。品川は「誤認を与えないように努める」、神奈川は「より慎重な表示を心がける」などとコメントした。

 1 関係人の概要

①品川近視クリニック東京院こと綿引一

東京都千代田区有楽町二丁目7番1号

有楽町イトシア15階14階13階

綿引 一

②医療法人社団博美会

東京都新宿区西新宿六丁目5番1号

新宿アイランドタワー35階

理事長 山子 大助

 ■関連情報

・公正取引委員会のWebサイト

 http://www.jftc.go.jp/